防犯対策・診断 MAMORU

代表挨拶

ゴールドギャング!!と呼ばれた男  元プロの犯罪者が本当に役立つ防犯対策をアドバイス

MAMORU代表、呉 吉身(ご よしみ)と申します。


私は、2006年2月に、大分県日田市の観光施設から黄金鯛1体および売店の貴金属コーナーにあったネックレスなど155点(計約6730万円相当)を盗み出し、さらに2007年2月には岐阜県高山市の観光施設から重さ約100キロの金塊(時価約2億7000万円相当)を強奪。2007年3月に強盗傷害などの罪で逮捕されました。


私はかつて、プロの犯罪者だったのです。


刑期を終え、さまざまな仕事を経験しましたが、私ができる社会貢献とは何か?を考えるなかで、過去の経験を生かし、元・プロの犯罪者の視点を持っているからこそできる活動をしたいと考えています。

プロの犯罪者から見た防犯設備

私から被害に遭った施設や店舗は当然厳重な防犯対策を講じていたはずですが、プロの手にかかれば隙をつかれてしまうのです。防犯カメラ等が役に立たない訳ではありませんが、ひと度プロの犯罪者に狙われれば、カメラ等の防犯対策が有るものと分かったうえで犯行に及ぶので、安心は出来ないし、容易には防げないものです。
例えば、大切な物は金庫で保管してるから大丈夫、などと思っていませんか?
私は小型の金庫なら1分で、それより大きな金庫でも数分で開けることができてしまいます。
この頃は丈夫な金庫もあり、数分で壊す事が難しい物も有ります。モタモタしていると警官や警備員が駆けつけて来るので、犯罪者からすれば厄介ですが、そこに大金が有ると分かっていれば犯罪者も簡単には諦めません。泥棒が難しいなら、住人が在宅している時を狙って押し込む算段をする犯罪者もいます。
押し入って家人を制圧し、通報出来ないようにしてしまえば、家人に金庫を開けさせたり、金品の在り処を聞き出す事も出来てしまう。仮に拒んだとしても、多少時間があるのでゆっくり金庫を壊されてしまいます。

ここで分かるように、防犯対策で一番重要なことは犯罪者に情報を与えないことです。
プロが数万や数十万のお金を狙って押し込みを考えることはないでしょう、しかし数千万や億のお金が有るとなれば狙います。友人や知人にお金を見せてその人達から直接襲われる事が無くても、第三者に教えたり、場合によっては犯行を依頼されたり…と実際に私もあちらこちらから情報を貰って犯行に及んだ事が何度もあります。そして当然情報料を払います。この頃は闇サイト関連の凶悪な犯罪も増えて防犯に対する意識も高まって来ており、防犯カメラの設置やセキュリティ会社への依頼も増えています。ただそれで安心してはいけません。私はそういったセキュリティをものともせずに犯行に及んでいました。防犯対策は並の犯罪者に犯行を思い止ませるのには有効ですが、肝心なのはそれらの防犯設備をかいくぐって侵入してきた犯罪者への対処法です。

元警察官や防犯を学んだ方々が有効な防犯対策などを提唱しています。しかし、彼等は犯罪者ではないので、いくら学んでも本当の犯罪者の心理にはなり得無い。あくまでも過去の犯罪例から話すしか無いのです。多分犯罪者はこうする、多分こう考えるはず、と多分の話しか出来ないのです。この点について、私は元々プロの犯罪者であった経験から、犯罪者の心理も行動もお見通しです。元犯罪者だからこそ「こう言う対策をされるとやりにくい」など、断念させる方法が誰よりも分かるのです。

犯罪の歯止めとなりたい。

かつてはプロの犯罪者として生活していましたが、そのせいで何度も刑務所に入り人生を無駄にしました。歳を重ね、残された時間を大切にしなければと犯罪から足を洗いました。近年闇サイトの絡みで凶悪な犯罪に巻き込まれる被害者も増え又社会の事をまだ良く分かって無い若者が加害者に仕立て上げられているのを見て、かつての私の経験や知識で、より有効な防犯対策を講じ、少しでも犯罪の歯止めに繋がればと思っています。

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